理念に向き合い、事業を拡げる ~こどものため 保護者のため 地域のため~(2023.11.28)

11月例会は社会福祉法人「未来子どもランド」の栗原理事長にご講演を頂きました。未来子どもランド様のような非営利法人も、私たち中小企業のような営利法人もより良い社会を目指して事業を行なう点に違いはありません。今回の講演は、改めて良い経営とは何かを考える貴重な機会となりました。

■講演概要(講演リーフレットから抜粋)

区立保育園の民間委託が決まり、保護者たちがその運営を引き継ぐことから始まった未来こどもランド。

保育園の運営のほか、障害児の放課後デイサービスや、成人の就労継続支援B型施設と公益事業のコミュニティカフェの運営に事業領域を拡大している。理事長に就任した栗原氏は法人理念に向き合い、ひとつの拠点の運営にとどまっては地域の特性や保育需要に応えられないと判断。

事業領域を広げ、地域の中で保護者・地域住民・子供が共に育つことを掲げた。理念が人をつなぎ、また新たなつながりが生まれ、職員も成長していく。そして新しい事業が生まれる。

栗原氏の軌跡から、理念を中心に据えた組織作りを学ぶ。

■講演結果

11月例会は社会福祉法人「未来子どもランド」の栗原理事長にご講演を頂きました。保護者の立場から保育園を運営する立場にチャレンジし、地域課題を自分事として法人理念 “こどものため 保護者のため 地域のため” を掲げて福祉事業に取り組んでいる栗原様。事業領域の拡大はそのまま地域コミュニティの拡大となり、そこで働く方々や住民の笑顔を生み出す場所を創出されています。

未来子どもランド様のような非営利法人も、私たち中小企業のような営利法人もより良い社会を目指して事業を行なう点に違いはありません。今回の講演は、改めて良い経営とは何かを考える貴重な機会となりました。

■講演に参加した経営者の方々の感想(抜粋)

  • 笑顔で人と人をつなぐ、地域に根差す組織になるといった考え方は一般の営利企業とは異なる観点でありながら忘れてはならない考え方であり、大きな気づきを頂くことが出来ました。ありがとうございました。
  • 社会福祉の事業を行われている方のお話しを例会でお聞きするのは新鮮でした。事業を行う上で社会との関わりは不可欠である為、今後もこのようなお話を聞く機会があると良いと思います。

この内容をシェアする

Facebook
Twitter